○野原一
登議長 別になければ、討論を終わります。 これから
決議案第2号について採決を行います。 お諮りをいたします。
決議案第2号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 御異議なしと認めますので、
決議案第2
号地域包括ケアの推進に関する決議については原案のとおり可決されました。 また、
委員会報告第2号は終わります。
~~~~~~ 〇
~~~~~~
○野原一
登議長 日程第4、
委員会報告第3
号建設委員会における
調査報告について及び
決議案第3
号緑化政策と
公園整備に関する決議についてを一括して議題といたします。 ここで
決議案を朗読させます。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 省略と声がありますので、省略いたします。 各案件に関し、
委員長の報告及び
提案理由の説明を求めます。
鈴木仁志建設委員長、登壇願います。 〔
鈴木仁志建設委員長・登壇〕
◆21番(
鈴木仁志議員)
建設委員会における
調査研究の結果について、お手元に配付いたしております
調査報告書に基づき御報告させていただきます。
建設委員会では、本年4月に
調査研究項目を
緑化政策と
公園整備についてと決定し、去る11月12日までに7回にわたり議論を重ね、
政策提言を取りまとめたものであります。 以下、その内容について御報告させていただきます。 近年、人と自然の共生、
景観形成、さらには
都市防災の観点などから、
まちづくりにおいて
公園緑地を初めとする緑の役割はますます重要となってきているところであります。 本市では、市民と行政が一体となって帯広の
森づくりに取り組むとともに、平成15年には緑の
基本計画を策定し、市民と理念を共有しながら計画的に
緑づくりを進めてきたところであります。一方で少子・
高齢化などにより
公園緑地に対する市民の
ニーズは大きく変化し、これまで整備してきた
公園緑地の
維持管理や利活用も大きな課題となってきております。 こうした
社会環境や
公園緑地を取り巻く諸課題に対応しながら、緑豊かで人と自然に優しい潤いと安らぎのある
都市環境を形成し、
市民共有の財産である緑を後世に継承するため、今後の
緑化政策と
公園整備について4つの項目における取組みの方向性を市長に対し提言するものであります。 第1は、
公園緑地の整備の推進であります。 少子・
高齢化の進行などにより、公園に求められる機能は大きく変化してきているところであります。このため
地域住民の
ニーズを十分に反映するとともに、誰もが使いやすい
ユニバーサルデザインの考え方による
公園整備を推進すべきであります。 また、
東日本大震災の発生以降、
防災対策の見直しが喫緊の課題となっております。本市では大
規模公園などが
広域避難場所に指定されていますが、地域に身近な街区公園においても
防災倉庫や
避難集合場所を示す
案内看板の設置を進めるなど、
防災機能を高めるべきであります。 さらに公園における自然との触れ合いは
子供たちの教育の面からも重要な役割を果たしております。このため小動物や昆虫、草花など、動植物の生態系を保全し、人と自然の共生に配慮した
公園づくりを進めるべきであります。 第2は、
公園緑地の利用の促進であります。 市民の手でつくられ、育まれてきた帯広の森は
市民協働の
まちづくりの原点であるとともに、
市民共有の財産であります。帯広の森はもとより、活動のよりどころとなってきた
森づくりの理念を後世に継承していくため、これからも市民が帯広の森とのかかわりをさらに強めていけるよう
情報提供や
体験学習の充実を図るとともに、多くの市民が集い、楽しみ、学ぶことができる行事を検討すべきであります。 また、公園は市民の交流や憩いの場として利用されております。しかし、市内には水遊びができる公園や景観を楽しめる公園など、それぞれの公園が特徴を持っているにもかかわらず、市民に十分知られていないことから、より多くの市民の利用を促進するため、
公園施設、桜の開花時期、紅葉の見どころなど、公園の特徴について
情報提供の充実を図るべきであります。 第3は、
公園緑地の管理の推進であります。
公園施設は整備から長期間経過したものが多く、安全に使えるよう適切な管理が必要であります。本市では
公園利用者の
安全性の確保と
ライフサイクルコスト縮減の観点から、
予防保全的管理と計画的な修繕を行うことを目的として各公園の
公園施設長寿命化計画を策定していますが、策定が必要な公園のうち、大部分の公園が未策定となっております。また、
策定済みの公園においても、実際に更新が終了しているのは一部にとどまっております。このため
長寿命化計画を早期に策定し、施設の更新を進めるべきであります。 また、
街路樹は現在
幹線道路を中心に3万本以上植栽されており、本市の緑化に重要な役割を果たしております。美しい
景観づくりを進め、
街路樹を適切に管理していくためには、地域の状況に合った並木の形成や樹木の剪定、落ち葉の処理、支障木や危険木の対応などの課題があることから、
街路樹管理のガイドラインを早急に策定すべきであります。 さらに市民が
公園緑地に愛着を持ち、大切に利用していくためには、行政だけではなく、市民と協働で
維持管理することが必要であります。現在、
公園緑地の多くが
町内会や
ボランティアなどの協力により管理されておりますが、今後少子・
高齢化の進行を見据え、
市民一人ひとりと行政が協働の理念を共有しながら地域に密着した
維持管理をさらに進める必要があります。 第4は、緑と花の
環境づくりの促進であります。 美しい緑豊かな
都市環境を形成するためには、樹木や花を積極的に活用しながら、道路、民有地などの緑化を進めることが重要であります。このため本市の玄関口である帯広駅周辺における緑と花の
環境づくりを促進するほか、
道路空間における
地域住民の
植樹ますの利用や
維持管理の取組みを促進する必要があります。 また、循環型の
緑化活動を促進するため、公園、
街路樹、家庭から出る落ち葉や剪定枝などの資源の
有効活用に向けた検討を積極的に進めるべきであります。さらに
保存樹木は本市の成り立ちや歴史を伝える貴重なものであることから、適切な
維持管理やPRに努めるべきであります。 以上が
建設委員会における
調査研究の結果報告であります。 引き続き、
決議案第3号について
提案理由を説明いたします。 ただいま御報告いたしました
建設委員会における
調査研究の結果を議会の総意として市長に提言するため、お手元に配付しております案のとおり、
緑化政策と
公園整備に関する
決議案の提出を
委員会において
全会一致で決定したものであります。
議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、簡単ではありますが、
提案理由の説明とさせていただきます。
○野原一
登議長 ただいまの
委員長報告及び
提案理由の説明に対する質疑を一括して行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 別になければ、質疑を終わります。 これから
決議案第3号について討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 別になければ、討論を終わります。 これから
決議案第3号について採決を行います。 お諮りをいたします。
決議案第3号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 御異議なしと認めますので、
決議案第3
号緑化政策と
公園整備に関する決議については原案のとおり可決されました。 また、
委員会報告第3号は終わります。
~~~~~~ 〇
~~~~~~
○野原一
登議長 日程第5、報告第20
号専決処分の報告について外1件を一括して議題といたします。 直ちに
提案理由の説明を求めます。
米沢則寿市長、登壇願います。 〔
米沢則寿市長・登壇〕
◎
米沢則寿市長 報告第20号及び報告第21号の
専決処分の報告につきまして一括して御説明いたします。 報告第20号及び報告第21号は、いずれも
自動車運行上の事故にかかわる和解に関するものであります。 まず、報告第20号の事故の状況につきましては、本年9月13日午前11時30分ごろ、帯広市西七条南6丁目2番地先の市道において、
民間駐車場から後退してきた
相手方所有の
小型乗用車が公務のため北進していた
消防署救急課の職員が運転の市の軽自動車と接触したものであります。このため双方に
物的損害が生じましたので、
過失割合により計算した額を
損害賠償として
相手方に請求し、和解するため
専決処分をしたものであります。 次に、報告第21号の事故の状況につきましては、本年10月9日午後12時4分ごろ、帯広市西八条南11丁目1番地
先市道交差点において、
西南大通の左車線を北進していた
相手方所有の
普通乗用車が右折しようと右側に進路を変更した際、公務のため同交差点を北進していた
総務部資産税課の職員が運転の市の
小型乗用車に接触したものであります。このため双方に
物的損害が生じましたので、
過失割合により計算した額を
損害賠償として
相手方に請求し、和解するため
専決処分をしたものであります。
交通事故、
交通違反の防止につきましては、これまでも取組みを進めているところでありますが、今後におきましてもこのような事故が発生しないよう職員の
意識啓発を図るなど、再発の防止に向けた取組みを進めてまいります。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○野原一
登議長 これから一括して質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 別になければ、質疑を終わります。 以上で報告第20号外1件を終わります。
~~~~~~ 〇
~~~~~~
○野原一
登議長 日程第6、議案第90
号専決処分の報告並びに承認についてを議題といたします。 直ちに
提案理由の説明を求めます。
米沢則寿市長、登壇願います。 〔
米沢則寿市長・登壇〕
◎
米沢則寿市長 議案第90
号専決処分の報告並びに承認につきまして御説明いたします。 本案は、去る11月16日の衆議院解散に伴い、衆議院議員の選挙執行及び最高裁判所裁判官の国民審査に要する経費とその財源として道委託金を追加したものであります。よろしく御承認賜りますようお願いいたします。
○野原一
登議長 これから質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 別になければ、質疑を終わります。 ここでお諮りをいたします。 ただいま議題となっております議案第90号については、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 御異議なしと認めますので、そのように決定をいたしました。 これから討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 別になければ、討論を終わります。 これから採決を行います。 お諮りをいたします。 議案第90号については、これを承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 御異議なしと認めますので、議案第90号は承認されました。
~~~~~~ 〇
~~~~~~
○野原一
登議長 日程第7、議案第91
号平成24年度帯広市
一般会計補正予算(第5号)外18件を一括して議題といたします。 直ちに
提案理由の説明を求めます。
米沢則寿市長、登壇願います。 〔
米沢則寿市長・登壇〕
◎
米沢則寿市長 議案第91号から議案第109号までの各案件につきまして一括して御説明いたします。 最初に、議案第91
号平成24年度帯広市
一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出について御説明いたします。 第10款総務費は、法人市民税過年度還付金など税収入払戻金を追加するほか、十勝飛行場周辺の航空法に抵触する支障木の一部について補償を受けられることとなったことから、十勝飛行場南側市有地の樹木を伐採する経費を追加するものであります。 なお、帯広の森用地内の支障木についても補償の対象となりますことから、第40款土木費において樹木を伐採する経費を追加するとともに、補償費の残額を帯広の森基金へ積み立てるものであります。 第15款民生費は、北海道の地域支え合い体制づくり事業費補助金を活用した成年後見制度の周知、啓発等にかかわる経費を追加するほか、障害者自立支援サービスの利用者の増加などに伴い障害者自立支援給付費を追加するとともに、第51回北海道障害者スポーツ大会の開催準備負担金を追加するものであります。 第30款農林水産業費は、国の産地再生関連施設緊急整備事業を活用した農業生産体制強化総合推進対策事業費を追加するものであります。 次に、歳入について御説明いたします。 第40款地方交付税につきましては、特別地方交付税を追加するものであります。 第60款国庫支出金及び第65款道支出金につきましては、事業実施に伴う負担金及び補助金を追加するものであります。 第70款財産収入は、基金積立金利子のほか、十勝飛行場周辺の支障木の伐採に伴う素材売払収入を追加するものであります。 第75款寄附金につきましては、多くの皆様の御厚意により寄附が寄せられておりますので、寄附者の意向に沿い、こども未来基金、環境基金、ふるさと文化基金、図書館図書整備基金及びスポーツ振興基金にそれぞれ積み立てるほか、小・中学校の図書資料等を購入するものであります。 なお、詳細につきましては、お手元の議案に添付されております資料を御参照くださいますようお願いいたします。 また、多くの品物による寄附もいただいておりますので、これらにつきましても寄附の趣旨に沿って今後の市政執行に
有効活用させていただきたいと考えております。 第85款繰越金は、平成23年度決算剰余金を追加するものであります。 第90款諸収入は、十勝飛行場周辺の支障木の伐採に伴う補償費を追加するものであります。 次に、債務負担行為の追加につきましては、帯広の森・は
ぐくーむに管理業務委託外1件につきまして債務負担行為を設定するものであります。 次に、議案第92
号平成24年度帯広市ばん
えい競馬会計補正予算(第3号)につきましては、多くの皆様からばんえい競馬を応援する寄附が寄せられておりますので、寄附者の意向に沿い、特別報奨金として活用するほか、ばんえい競馬振興基金に積み立てるものであります。 次に、議案第93
号平成24年度帯広市
下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、公的資金補償金免除繰上償還にかかわる借換債の利率が確定したことに伴い企業債償還利息を減額するとともに、企業債償還金を追加するものであります。 次に、議案第94
号帯広市
交通安全市民会議条例制定につきましては、交通安全上の諸問題について総合的、効果的な対策を推進するため、帯広市交通安全対策会議及び帯広市交通問題市民
委員会を廃止し、新たに帯広市交通安全市民会議を設置するものであります。 次に、議案第95
号帯広市
道路占用料徴収条例の一部改正につきましては、道路法施行令が一部改正されたことに伴い、国及び北海道の道路占用料が改定されましたことから、それらに準じ帯広市の道路占用料を改定するほか、所要の整理を行うものであります。 次に、議案第96号から議案第98号までの各施設の条例の一部改正につきましては、いずれも平成25年2月9日施行の字の名称の変更に伴い、それぞれ豊成保育所、豊成児童保育
センター及び豊成小学校の位置を改めるほか、栄児童保育
センターの移転改築に伴い、その位置などを変更するものであります。 次に、議案第99号から議案第107号までの各案件につきましては、いずれも昨年5月及び8月に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、それぞれの条例を制定、改正するものであります。 まず、議案第99
号帯広市
公営住宅条例の一部改正につきましては、公営住宅法の改正に伴い、これまで公営住宅の入居者資格の一つとされてきた入居収入基準について、本市の市営住宅の需要状況等を踏まえ、引き続き基準金額を据え置くこととするなどのほか、同様に条例に委任された市営住宅及び共同施設の整備基準を定めるものであります。 次に、議案第100
号帯広市道路の構造の
技術的基準等を定める
条例制定及び議案第101
号帯広市
道路附属物自動車駐車場の利用に係る標識の表示に関する
条例制定につきましては、道路法の改正に伴い、市道の構造の技術的基準、市道の道路標識の寸法、道路の附属物である有料の自動車駐車場等の駐車場料金等の表示について、道路網の広域性や連続性の観点のほか、帯広市居住環境
ユニバーサルデザイン指針などとの整合を図り、これらの基準を定めるものであります。 次に、議案第102
号帯広市
準用河川管理施設等構造条例制定につきましては、河川法の改正に伴い、準用河川の河川管理施設等の構造の技術的基準について、帯広市が現在管理している準用河川の現状や将来を見越した
維持管理を想定し、基準を定めるものであります。 次に、議案第103
号帯広市
水道法施行条例制定につきましては、水道法の改正に伴い、技術者により監督をさせる工事の範囲、水道布設工事監督者の資格及び水道技術管理者の資格について、帯広市の水道事情を踏まえて基準を定めるものであります。 次に、議案第104
号帯広市
下水道条例の一部改正につきましては、下水道法の改正に伴い、公共下水道の構造の基準等について、帯広市の下水道事情を踏まえて基準を定めるものであります。 次に、議案第105
号帯広市
道路移動等円滑化基準条例制定及び議案第106
号帯広市
都市公園移動等円滑化基準条例制定につきましては、
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正に伴い、特定道路及び特定
公園施設の新設等の際に適合させなければならない基準について、帯広市居住環境
ユニバーサルデザイン指針などと整合を図った基準とするものであります。 次に、議案第107
号帯広市
都市公園条例の一部改正につきましては、都市公園法の改正に伴い、都市公園の配置、規模に関する
技術的基準等について、帯広市緑の
基本計画と整合を図った基準とするものであります。 また、あわせまして平成25年2月9日施行の字の名称の変更に伴い、モモンガ公園外7カ所の公園について、その位置を改めるものであります。 次に、議案第108
号市道路線の認定につきましては、開発行為による道路新設に伴い、新たに路線を認定するものであります。 次に、議案第109号公の施設の
指定管理者の指定につきましては、帯広の森・は
ぐくーむについて、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間の
指定管理者を指定するものであります。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○野原一
登議長 ここでお諮りをいたします。 ただいま説明を受けました各案件に対する大綱質疑については、議事の都合により後日これを行うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 御異議なしと認めますので、そのように決定をいたしました。 以上で本日の日程は全部終わりました。 ここでお諮りをいたします。 本会議は議事の都合により、あす4日から9日まで休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野原一
登議長 御異議なしと認めますので、そのように決定をいたしました。したがいまして、次回の本会議は12月10日午前10時に開きます。 本日はこれをもちまして散会いたします。 午後1時40分散会...